妖怪たちが見えなくなるまで見送ってから、私も学校へ行った。
お見送りは毎日、学校近くの公園までで勘弁してもらってる。
もし私と同じように視える人がいたら
学校で見られちゃうし。
中まで入ってこられたら困るもん。
(はぁ……………疲れる………!)
「おっはよー!七波ーっ!」
ばしーん!と私の方を思いっきり叩く人物。
「いったいなもう!おはよう、葉月(はづき)」
「おはよー!七波!今日も相変わらずもぼーっとしてるね!」
「してないから!」
ボブカットの目力の強い美人。
私の親友の亀井葉月(かめいはづき)。
葉月はさばさばしてて明るくてうちのクラスじゃ結構みんなに好かれてる。

