その後、自宅で


「お帰りなさいユウヤ。葬儀どうだった?ちゃんとお別れできた?」


「うん、してきたよ。」


「そう...なにか食べる?」


「...ごめん、ちょっと考え事があるから部屋の中に行ってる。」

そう言って、僕は部屋の中に入っていった。

先程からヒデキの言ってた事が頭をよぎっている。


『その噂、あながち嘘じゃないかもしれないぜ?』


「...やっぱり気になる。確かめに行こう。」


別にヒデキから噂ビルに行くなって言われてもないんだし、


「場所は、学校でみんなに聞いたから大丈夫なはずた。」