なんだか錘が肩に乗ったみたいに重い。 この短時間でいろいろあり過ぎたから疲れたのかな。 …そろそろ帰ろ。 靴箱は…ってあれ? 「どこ!?靴がない!?」 自分の靴をどこに置いたか忘れた挙句、似た靴が多すぎて…見分けがつかない。 「どこだっけー!」 端から順に見ようとする未戸香。 靴の膨大な数に見る気が失せてくる。 「疲れた。」 少し休もうかな。 床に座ろうと腰を屈めた時、 「わっ!」