─────────── ──────…… 『彩華!!』 波打ちぎわに佇む彩華。 俺は急いで駆け寄った。 『彩華!こんなところで何してるんだよ!!』 『えっちゃん…来てくれたの…』 力尽きたような、無気力の笑顔。 死を覚悟したその目に俺は映ってなくて。 『えっちゃん…少し早いけど…行くね…』 掴んだ手はずの手が離れていく。 待って彩華… 俺も…俺も行くから… 遠くなる彩華の背中を無我夢中で追いかけた。