「あっ…」 「これで終わりだねー。」 名残惜しそうに美穂が言う。 「来年も来ようぜ!」 「うん、またこのメンバーでね。」 …静かな車内。 美穂は眠りあたしは遠ざかる海をただ見つめるだけ。 絶対に来ようね。 来年も再来年も…ずっと先も。 家に着いたのは22時すぎ。 その日は深夜まで起きてることなく眠りについた。