無意識に呟いていた言葉に驚いた。 その後はただなんとなく付き合ってた奴とも別れて、 あの初恋の子を探そうと思った矢先、 出会ったんだ。 “盗み見が趣味なわけ?” “あんたの恋ってそんなもんなの?” 思ってもみない返答が返ってきた。 そっか、コイツは好きな奴いるんだ。 違う奴に心が向いているって思い知らされるほど、 奪いたいってそう思った。