健斗は、どうして先輩が私に触れてきたって知ってるのか、なんてふと思ったけど そんなことよりも、 「バカじゃないの。」 どうして私と先輩がくっつくことをすすめてくるの。 そんなことを言わないでほしい。 どこまでもコイツは__優しかった。 「知ってる。」 そう言って優しく微笑む。 「ほら、今日の後夜祭で先輩に気持ち伝えてこいよ」 トン、と押された背中。 胸が熱くなって、泣きそうになった。