「連翔、一緒に帰ろ?」
「好きにすれば?」
久しぶりに連翔帰宅。
最近は連翔学校サボってたから帰りは一人だった。
だから、今日は寂しくない。
「おい、遅い。」
「あ、ごめん。」
怒られちゃった。
校門からでて、家までの通路を二人で歩いた。
連翔、歩く幅が大きいからついていくの大変。
「お前、本当におせぇ。」
「連翔が...速いから...」
そう言っても、速さは変わらなかった。
少しは気を使ってくれても良いじゃん。
そんな文句を心のなかで溢していると、家の前まで
ついていた。
「じゃーな。」
「あ、うん、またね。」
一応家まで送ってくれたらしい。
こんなときに優しいんだもん。
嫌いになんてなれないよ。
「ただいま~」
「お帰りなさい。」
リビングにいくと、お母さんは晩御飯をテーブルに
並べていた。
お父さんはニュースを見ていた。
「麻実、ご飯出来たから着替えてきなさい。」
「はーい。」
返事をして、自分の部屋にいった。
制服から部屋着に着替えて、またリビングへ戻った。
「いただきまーす。」
今日のご飯はカレーライスらしい。
「そうだ、麻実、食べ終わったら連翔君にカレーライス持っていって
くれない?」
「え?なんで?」
ご飯なら、もうたべてるんじゃないの?
「最近ご飯を食べないらしいのよ。
反抗期なのかしらねぇ。」
「そ、そうなんだ。」
ご飯くらい、一緒に食べたらいいのに。
家族まで突き放しちゃうんだ。
連翔をどうにか説得して、ご飯を食べるように言おう。
ピンポーン
ご飯を食べ終えて、隣の連翔の家まで来た。
「はーい、あら麻実ちゃん。どうぞはいって。」
「お邪魔します」
カレーライスをもって、お邪魔した。
おばさんの話によると、連翔は部屋にいるらしい。
コンコン
「連翔?はいるよ~?」
部屋の戸を開けて中に入った。
「何かってにはいってんだよ。」
「ご飯、持ってきたからたべて?」
私は持っていカレーライスを連翔に渡した。

