不良幼馴染は私の初恋。





「やっぱりねぇ~危なかったじゃん。」

あれから教室に戻って百合にさっきまでの話をした。



「あんた気をつけなよ。クラスのみんなあんたのこと

なんてよんでるか知ってる?」

「え!?私なんてよばれてるの!?」


もしかして、悪口いわれてるとか?
それならいやだなぁ。

「あんたクラスで一番可愛いってことで

天使の牧ちゃんだってさ。」

て、天使の牧ちゃん!?
なんかネーミングが悪い気が....
牧野だから牧ちゃんなのかな...

「てか、可愛いとか嘘でしょ?地味だし。」

「無自覚...本当、鈍感。」

さっきからひどい言われよう...
鈍感だとは自覚してるよ。
けどさ、可愛いなんて本当にないない。
連翔に散々な言われようなんだから。


「麻実はモテてるんだから、自信もちなよ。」

「うん、ありがと。」


それは嬉しいけど、他の人にモテてもいみないんだよ。
連翔じゃないと、受け入れられない。
昔から、ずっと好きだったから今更嫌いになんてなれない。
連翔は覚えているかな?
昔は私のためにしてくれたこと。




『麻実を守るのは俺だから。』


私が苛められたとき、直ぐに飛んできてくれた。
いつも、どんなときでもそばにいてくれた。
私にとってのヒーロー。
連翔は今日だって、助けてくれた。
あのときは、優しかったなぁ。
なんで不良になんかになっちゃったのかな?
中学に入ってから急に喧嘩とか多くなっちゃって、
それから授業もサボることが多くなっていった。
連翔に何があったかは知らないけど、喧嘩だけはしてほしくないよ。




「まったく、ため息うるさい。」

「ご、ごめん。」


はぁ。
幸せが逃げてっちゃう。