「連翔....?」
何でこんなとこに連翔がいるの?
校舎裏だし、人なんか来ることも滅多に無いのに。
「君は...夏野君だったかな?何の用?」
益田君は私から少し離れ、連翔の方に
体を向けた。
「ってかさ、お前こそ何なの。そいつ俺の何だけど。」
え...?な、なにいってるの!?
俺のってどういう意味?
「と言うわけだから、もうかかわんな。」
そのまま連翔に手を握られて連れていかれる私。
何で連翔が来てくれたのかはわからないけど、
とっても嬉しかった。
「連翔、ありがとう。」
歩きを止めない連翔に私はお礼をいった。
すると、階段の所で止まった。
「お前、すきありすぎ。気をつけろ。」
「え...?」
それだけいうと、そのままいってしまった。
今いっていたことがどういうことかは分からなかったけど、
気をつければいいんだよね。
「あれ、麻実ちゃんだ~こんなとこでどうしたの?」
「あ、玲くん。」
ちょうど階段を上ってきた玲が話しかけてきた。
私は今までのことを玲君に話した。
「へぇ~連翔がねぇ。それって、心配でつけてたんじゃないの?」
「え?そんなわけないよぉ。連翔は心配なんかしてくれないもん。」
何時も冷たい言葉と行動で私を突き放すし。
心配なんかしてくれるわけ無い。
「でもさ、それじゃなきゃ校舎裏になんかいかないでしょ」
「そりゃ...そうなのかもしれないけど...」
ますます連翔が分かんなくなってきたよ。
「きっと、麻実ちゃんが大切なんだよ。
あ、俺そろそろいかないいと。じゃぁね。」
玲君はそのままてをふって教室へ走っていった。
私が大切......
そう思ってくれてたら嬉しいのにな。

