不良幼馴染は私の初恋。



昼休みを知らせるチャイムが鳴った。

「それじゃ、いってら~」

私は朝に益田君に呼び出されたから校舎裏に向かった。








「あ、益田君、またせたかな?」


「いや、待ってないよ。」


結構早めについたと思ったけど、益田君の姿はもうあった。
話って、なにかな...

「本題に入るけど、今日は麻実ちゃんに伝えたい事が

あって呼び出したんだ。」


「私に?」


そう聞くと益田君は頷いた。
そして一呼吸をおいて、

「麻実ちゃん、僕と付き合ってください。」

その一言を私に向かって言ってきた。
これって、告白..?
百合が言ってたことがあたったの...?
でも、私は益田君の事が好きってわけじゃない。


「あの...ごめんなさい。益田君の気持ちは.....嬉しいけど、

それに応えることはできない..です。」

「どうしても....だめ...?」


わたしは頷いた。
どうしても、私は益田君じゃなくて........


連翔が好きだから。


「でも....納得いかないぁ....僕ってさ、結構

良いと思わない?成績だって学年トップだし、

顔だって整ってる方だしさ....」


それ、自分でいっちゃうんだ。
自意識過剰....にもなっちゃうか。
確かに頭だっていいし。顔だって、クラスに女子が騒ぐ位の
イケメンってかんじで....

「私は...それでも益田君を選べません。」

「あぁ....もしかして好きなやついるとか?


そんなの実るかもわかんないでしょ?それで傷つくなら


僕にしなよ。」


ね?そう言って、私に近寄ってきた。

「やっ...来ないでっ...」



壁に追い詰めれて逃げ場を失った。
このまま、どうなっちゃうの?
恐怖で目を瞑ったとき



「止めろよ。」


私の大好きな声が聞こえた。