ツンかデレか

そのまま有希の手を引っ張り、図書館に着いた

『なあ、有希。俺に隠してることあるでしょ?』

「あっ…。雪斗君と付き合ったこと…?」

『そうだけどそうじゃない』

「え?」

『有希さ、本当は雪斗のこと好きじゃないでしょ?』

「えっ」

『雪斗も有希のこと好きじゃないでしょ?』

「…………。」

『俺好きな人いるのにその子今彼氏いるんだわ』