君へ花を届けよう




「はぁ...せめて20歳まで生きたかった...。」



「なーに落ち込んでんのさ!

君の人生まだまだこれからだよ!」




「……死んだのに人生も何も無いだろ...。」



「……………は?」





俺が小さい声で呟いたら、ヒカリの驚いた声が耳に届いた。


…いや、なんで驚いてんの?

死んだからココに来たんだし...驚くことなんて何も...




「ブッ...あはっ!あはははははは!

なに!?死んだと思ってたのー?
やばっウケるぅぅぅ!


君はまだ死んでないよ!

正確に言うと半分死んでて半分生きてる!」