宙に込めた想い

「うん!じゃあ、西山さん、いってきます!」

私は、玄関まで、一緒に来てくれた西山さんに、そう言った。

「はい!あまり、はしゃいだりしちゃだめだよ。いってらっしゃい。」

西山さんったら。分かってますよー!

「はーい!」

私たちは、病院を出て、駐車場にとめてある、お父さんの車に乗りこんだ。

「りな!おかえり!」

「莉々菜、おかえりなさい。」