空の下で

汗ダラダラかいて、もうそろそろ終わろうかと思った。


少し筋力蘇ってきたかな、そう思いながら、車いすによじ登ろうとした。


急に頭がキーンとして、動悸が始まった。


吐き気も少し出たり…


そして、目がぐるぐると回り出した。


「柚姫!」


声を聞いた瞬間力が抜けて、しゃがみこんだ。


「柚姫汗かきすぎだろ、何してんだ!」


さりげなく脈を測られて、すぐに抱っこされて車いすに乗せられて処置室に運ばれた。


「重めの脱水症状と軽い発作が出てる!」


私何してんだろ。


自分の体に傷付けてるだけじゃんか…


意識が朦朧としてきて、そのまま手放した。


気づけば、普通の部屋に戻ってた。


点滴がぶら下がってて、置手紙があった。


『起きたらナースコールして』


きれいな字が並べられていた。


ナースコールをすると、すぐに来てくれた。


「柚姫、なんか気になるとこあるか?」


「特にないよ…翔…ごめんなさい」