その事を美咲に話してみた。
「え、それってその後輩君が好きってわけ⁉︎」
ち、違うし！ただ、落としてみたいな、て
思ってるわけで、
「好き」とか「付き合いたい」とか
そういう感情では、ないんだよ！？
「違うよー、美咲。ただ、優しい男子も居るんだなって思っただけだよー」
「なーんだ」
勘違いすんなよ？
違うからな。マジで。
「じゃあ、今日の放課後、一年の教室行って、
お目当の後輩君を探してこようよ！」
うへぇー…
別にそこまでしなくても良いよ。
まぁ、でも、後輩共に私のこの美貌を
教えられるチャンスだわ。
一気に私は全校一美人生徒に選ばれるわー！
