ユキヤナギの丘で、もう一度君を好きになる

ハルーー

ねえ、ハル。

私は結局、タイムカプセルに入れられた春太さんの手紙も詩織さんの手紙も読むことができなかった。

きっと、その愛に溢れた手紙に、嫉妬してしまうから。なんて言ったら君は笑うだろうか。

ハルは、いつでも後ろを向きそうな私を助けてくれた。これからもきっとそうだろう。

でも、私は?

私がハルにできること。

それは、しっかりと前を向き、私らしく生きること。大げさかもしれないけれど。

私が幸せな姿を見せれば、ハルは安心してくれるはずだ。

ハル。

これからも、ずっと。

笑顔でーー