『正直に言うと僕は最初、うたには詩織の面影を求めていた。確かに君には詩織と重なる部分もあった。
それでも僕は、どんどん君に惹かれていくのを感じていた。
自分の気持ちにきちんと向き合えるうた。でもどこか自信なさげで。側にいたい、いてあげたい。そう思えた。その気持ちが膨らんでいって、僕はもう、詩織ではなく、うたを失うことが怖くなっていた』
ハル……。
もう、限界だった。
胸が締め付けられて、ギュウと音を立てるように痛む。
ハルは、こんな思いで私と一緒にいたんだ。
私は立ち上がり、精いっぱい背伸びをする。
そして、深く息を吸う。
ハルは、私に伝えたがっている。
私は、それをちゃんと受け入れなければ。
改めてユキヤナギの前に座り、白い便箋の華奢で丁寧な文字に目を落とす。
それでも僕は、どんどん君に惹かれていくのを感じていた。
自分の気持ちにきちんと向き合えるうた。でもどこか自信なさげで。側にいたい、いてあげたい。そう思えた。その気持ちが膨らんでいって、僕はもう、詩織ではなく、うたを失うことが怖くなっていた』
ハル……。
もう、限界だった。
胸が締め付けられて、ギュウと音を立てるように痛む。
ハルは、こんな思いで私と一緒にいたんだ。
私は立ち上がり、精いっぱい背伸びをする。
そして、深く息を吸う。
ハルは、私に伝えたがっている。
私は、それをちゃんと受け入れなければ。
改めてユキヤナギの前に座り、白い便箋の華奢で丁寧な文字に目を落とす。



