ソファーの左半分



本を読んでいる聖司の左肩に頭を乗せた



「どうした?」



読みかけの小説を閉じた聖司と軽く唇がふれる



「甘えたくなった」



背中に腕を回して耳元でささやいてみる





お互い忙しくて最近はすれ違いが多かった


「お疲れ様」



もう1度


もっと深く



キスをした