イジワル先生とわたし







「ご、ごごごめんなさい!!!」




何に対して謝ってるのか、自分でもわからないままに布団の中に潜り込む。


なんだなんだ今のは。

心臓のドキドキが止まらない、顔が熱くって仕方ない、恥ずかしい、どうして、なんで。


ぐるぐる、色んな思いが駆け巡って頭がパンク寸前。


早くどっか行ってよせんせー!!



こんな顔見られたくな……、





「隠れんなよ、夏野。」




あぁ。

ずるいよそんな声。


シーツを掴んでいた手の力は抜けて、容赦なく布団から引きずりだされたわたし。


瞑っていた目を開けてそこに映るのは。


どことなく照れくさそうな、だけれど悪戯な、そんななんとも言えないような顔をしたユキヤせんせーだった。