「あれ、誰もいない。」
ラッキー。
勝手に寝ちゃおっと。
テストを片手に握りしめて、ベッドの方へ向かう。
「「あ。」」
カーテンレールに手を伸ばして、そのまま横に引っ張ると見えたのは女の子と一緒に寝ている保健室の先生。
わたしってば、タイミング悪すぎた?
途端、気まずい空気が辺りを支配した。
…かのように思えたのだけれど。
「隣のベッドで勝手に寝てていいぞ。」
保健室の先生もとい、高杉先生は呑気にそんなことを言った。
いやいや。
これバレたらけっこーやばいやつじゃないの?
「…はーい。」
色々とキャパオーバー過ぎて頷くしかなかった。
隣のベッドで寝るのはかなり気まずいけど、寝れないよりはマシだから我慢しよう。
変なコトしませんように!!!
