「俺のこと、どう思ってんだっけ?」


「え……?ど、どうって…す、好きだよ!すっごいすっごい好き!瀬那がいなきゃ生きてけないくらい好き。」


こういうこと、だよね?
今更自分の気持ちを伝えることに恥ずかしさなんて微塵もない。


だって"好き"それしか、ないんだもん。


「っ、自分で聞いときながら、そこまで直球でこられるとかなりのダメージなんだけど。なんで俺が余裕なくさなきゃいけねぇんだよ…本当、予想外。」



なんて、よく分からない瀬那の言葉に首を傾げる私に



「佑麻は、俺が佑麻のことどう思ってるか知りたい?」




すぐに瀬那は口角を上げて、いつもより数倍 甘い声で囁くから



「し、知りたい!!で、す。とても。」



ドキドキと速まる鼓動を抑えきれなくて苦しくなって、耳元で囁かれた瀬那の言葉が