南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )




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「お疲れ。」


「…淳太…?」



結局、いつも通り。



私のレジの打ちミスを遠くからニヤニヤしながら見てきたり。


モップで床掃除する私の後ろを、あーでもないこーでもない…と追いかけてきたり。


廃棄になる品物を裏まで運ぼうとしてたら『お前には重いだろ』って、ヒョイっと持ってってくれたり。



…そういう所だよ。
さらっとそういう事するから、うっかり好きになっちゃったんだよ。



「……送ってってやろーと思って。」



「え?」



バイトが終わってコンビニの外へ出た私を、少し先に出たはずの淳太が待っていて


『送ってってやろーと思って。』


だって。



今まで、同じシフトでも…こんなこと無かったのにな。



「遅いし。暗いし。…心配だし?」


「大丈夫だよ、すぐだし。1人で平気だよ。」



嬉しいくせに、素直に嬉しいって伝えられない。それに…家まで本当に10分もかからない。



「…ダメ〜!今日は送ってくって決めてたんだよ。だから雪の誘いも断ったし!」


「っ、」



何それ。私を送ってくために、雪ちゃんの誘い断ったの?初耳だし。


彼女よりバイト先の同僚を優先するってどういう事さ。そんなの、ばかだよ。


淳太、ばかだよ。