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とある土曜日。
「わ〜!もう、ほんっと久しぶりね〜♡」
「佑麻さんが来てくれないから、瀬那にぃ愛想尽かされたのかと思ってました!良かった〜♡」
「俺も佑麻ちゃんに『お兄さん』って呼んで欲しくて呼んで欲しくて…!」
「「兄貴(朔にぃ)は黙ってろ(て)。」」
賑やかな南家の皆さんと、久しぶりに再会した私。
何を隠そう今日は、すみれが丘大学の合格発表の日。会場に着くとそこには瀬那と瀬那familyが勢ぞろいしていて『着いてんなって言ったのに…』と、家族を見つめてウンザリ顔の瀬那に緊張もどこかへぶっ飛んだらしい私は大笑いしてしまった。
「あ!10時になった!!発表だ!!」
瀬那のお父さんが腕時計を確認して、合格発表の10時を知らせる。
「や〜!緊張するわね!」
「瀬那にぃと佑麻さんは何番?」
一気に緊張を取り戻した私の手の中にある紙。そこに記されている数字は
「444番。」
「ブッ…不吉な数字だな。」
瀬那に気にしていた事を突っ込まれて、不安は最高潮に達した。
「俺は277番。」
「2…77…ラッキーセブン…だと?!」
くそぉ、なんで神様は不公平なんだ〜〜!!!


