南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )


「じゃ、また明日ね。」



「おう。」

「また、明日!」




帰っていく嶋中くんの後ろ姿を瀬那と並んで見送る。こんな日が来るなんて想像もしてなかったな。



「…いい人でしょ?嶋中くん。」


「たこ焼きも奢ってくれないなんて、ケチすぎ。」


「またそんなこと言って〜!仲良くなりたいくせに!」


「何の話だよ。ほら、俺らも帰るぞ。」



「っ、うん!」



"当たり前"みたいに繋がれた手。

この手が当たり前じゃないことを知っているからこそ、握りしめる手に力がこもる。



瀬那が大好き。
瀬那が大大大好き!!



もう、絶対 離さない。
これからも瀬那の隣は私だけのもの。


ね、ちゃんと捕まえててよね?瀬那。