「じゃ、また明日ね。」
「おう。」
「また、明日!」
帰っていく嶋中くんの後ろ姿を瀬那と並んで見送る。こんな日が来るなんて想像もしてなかったな。
「…いい人でしょ?嶋中くん。」
「たこ焼きも奢ってくれないなんて、ケチすぎ。」
「またそんなこと言って〜!仲良くなりたいくせに!」
「何の話だよ。ほら、俺らも帰るぞ。」
「っ、うん!」
"当たり前"みたいに繋がれた手。
この手が当たり前じゃないことを知っているからこそ、握りしめる手に力がこもる。
瀬那が大好き。
瀬那が大大大好き!!
もう、絶対 離さない。
これからも瀬那の隣は私だけのもの。
ね、ちゃんと捕まえててよね?瀬那。


