「俺だって寝る前、佑麻のこと思い出してニヤけたりしてたよ。」


「え……?!」



まままま、まさか!瀬那が?!
嬉しいけど、到底 信じられなくて…



「毎日来てる佑麻からのLINEが来ない日は、5分おきにスマホ確認してたし。」


「うっそ……」



私からの連絡なんて、気にもしてないと思ってた。




「佑麻が嶋中と話してる時は、自分でも分かるくらいガキみたいに妬いてた。」


「〜〜っ、」



どんどん告げられる瀬那の本音に心臓がついていかないよ。



何それ。可愛い。

可愛い可愛い可愛い可愛い!!!



「佑麻の前では余裕そうに見えてたかもしんないけど、いつも佑麻にはドキドキして余裕なんかこれっぽっちも無かったし。

そばにいたら触れたくなるし、キスだって、それ以上だって、意識ばっかしてたよ。…全然 かっこよくなんかねぇよ。」



「か、」



「ん?」



「可愛い…」



「はぁ?」



あっ、まずい。