でも、願わくば…。
このまま関係が戻ることがなくても、すみれが丘に佑麻追っかけて入学してやろう…なんて。
佑麻のストーカー魂 移ったのか?
「…あ、明の星学院大学。」
「は…?」
「明の星学院大学の資料が、取りたくて。」
いや、明の星学院大学って…佑麻の頭じゃ到底 無理だろ。よりによって何でそこを選んだ?
「……っ、ホラ。」
本棚の1番上、佑麻じゃ椅子に乗って背伸びしたって届かないソレに俺は椅子を使わずとも手が届く。
椅子から降りて待っていた佑麻に、明の星学院大学の資料を手渡せば
「ありがとう、…”南くん”」
フワッと柔らかく笑う、愛しい人。
──────────グイッ
「ぇ…わっ!?」
もう、限界。
こんなそばに居るのに、触れられないなんて…そんな生殺し状態耐えらんねぇだろ。


