南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )

瀬那を避けて生活する…それがこんなに辛くて寂しくて苦しいなんて思ってなかった。



「佑麻ちゃんは、どうして別れようなんて言ったの?」


「……私の気持ちが、この先 瀬那に伝わるる日は来ないんじゃないかって。投げやりになって勢いで言っちゃったのもあるけど…瀬那の進路を邪魔するのが嫌だったのもあるし、考えれば考えるほど瀬那と付き合ってる自分って…瀬那にとってただの重荷なんじゃないかって…不安だった。側にいるのが辛くて…もう解放されたいって思った。でも…別れてからの方がよっぽど辛いの…バカだね、本当。」



もうすぐお昼休みが終わる。


いつ教室に戻ってくるか分からない瀬那に、泣き顔なんて見られたくなくて


必死に手で涙を拭った。





「佑麻ちゃん。南くんは、佑麻ちゃんと離れたくないって言ってくれたんだよね?だから、一緒にすみれが丘行こうって。」



「……ん、」



『無理だった。』

『佑麻が、俺のそばにいない毎日。』



滅多に言葉にしてくれない瀬那が、確かに私がいないと無理だって言ってくれた。