この感じはあれだよ、瀬那の甘々スイッチオンの時に発動するキス魔!!
絶対…キスされるんだよ!!!
でも、教室だし…着々と人集まってるし…。それに隣 嶋中くんだし、バッチリ見てるし!!!
は、恥ずかしい〜〜////
でも、嬉しい。
もう!瀬那ってばぁ!…いいよ、私 覚悟決めた!
「……っ」
勢いよく目をつぶって瀬那からのキスを待つ私、
「……佑麻、」
瀬那の声がして、フワッ瀬那の匂いがした。
……………あれ?!
あれれれ?!!
「…何してんの?」
そんな瀬那の声で閉じていた目を開ければ、そこには涼しい顔した瀬那がいて
「え……あれ?!…な、なんで?!」
キス…されなかった。
嘘…絶対キスされると思ったのに!
1人で舞い上がって目閉じたりして…恥ずかしい!恥ずかしすぎる!!!
何が着火ファイヤーだよ、これこそ着火ファイヤーだっつーの!!!
「ぶっ、何?期待した?」
「んなっ違…!////」
くないですぅぅう……
恥ずかしいぃ。


