───────────────── 昨日送ったLINEは既読にならないまま。 カーテンを開けて、やけに晴れ渡った空にため息を一つ。 「瀬那…。」 寝る前にすごい考えたんだよ。 瀬那が怒ってるのは、私のことが好きだから? そうだったらすごく嬉しいなって。 それとも またかよ…って、私に呆れちゃった? そうだったらすごく悲しい。 どうしたらいいのか、あんなに考えたのに答えは出なくて。こんな時には茉央ちゃんの声が聞きたい…って思った時には、もう時計の針は午前3時を差してた。