南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )





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「おわった〜〜〜〜!!」



あれからみっちり3時間。


分かりやすく、優しく、丁寧に教えてくれた嶋中くんに両手を合わせてスリスリしながら



「ありがとう!嶋中くんがいなかったら絶対 終わらなかったよぉ〜!」



ありったけの感謝の気持ちを述べれば、



「久々に俺もいい復習になった。」



と、微笑んでくれる。…復習?!一応高3の数学やってたんだけどな。嶋中くんの中ではもう復習と呼べるくらい習得したってことか。


すごい。

なんなら私は初めましてって挨拶したい問題が沢山あったのに!(ほぼ全部)



みんな頭の中どうなってるんだろう。



「帰ってから復習…するね!」


「ん、分かんないところがあったら…って、南に聞けばいいのか。」



言いかけてハッとした嶋中くんは、少しだけスネたみたいに口を尖らせてて、子供みたいな表情に思わず笑ってしまった。