南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )




『……誰に聞いたか知らねぇけど、違う。』


「……違う、と言いますと?」



…あんだけベラベラ熱弁してた私は


シュン…と効果音でも聞こえてきそうなくらい縮こまって、角を曲がればもうすぐ家に着くというのに歩く足を止めた。



『確かに離れることになったら佑麻のこと、不安にさせる自信しかない。』


「っ、……うん。」



何その、変な自信。
やめてくれよ!とは、言えず…黙って頷く。



『でも、それ以上に…』


「…うん?」


『無理だった。』


「…何が…?」


言うか言わまいか…まだ迷ってる瀬那に、焦れったさが募る私は、気を紛らわすべく再び歩き出す。



角を曲がって、見慣れた住宅街。



『佑麻が、俺のそばにいない毎日。』


「〜〜っ、な…」



ななな、なに?!
…え、夢?夢だよね、私まだカフェに居て、深い深い眠りの中だったりする?するよね?