「私、すみれが丘大学に行けるように頑張る。だから、瀬那は明の星学院大学に行って?」
『……っ?…誰に聞いた?』
驚きと、戸惑い…2つ一気に手に入れたらしい瀬那は、電話越しでも分かるくらい動揺してる。
「…私のこと、そんなに心配?私、瀬那が美人に言い寄られたって、可愛い子に告白されたって…泣いたりしないよ?」
『佑麻…、』
私、強くなるから!!!
瀬那がしっかり自分の進路と向き合って、自分の意思で将来を決められるように。
足でまといになんて、なりたくないの。
ずっと、ずーっと、隣にいたいの。
「だから、何が言いたいかというと…瀬那にはちゃんと自分の気持ちを大事にしてほしいの。ほら…私のこと気にして明の星学院大学…諦めようとしてるなら、」
『違う。』
「え…?」
私の言葉を遮って発された瀬那の言葉に、私は思いっきりフリーズしてしまう。
だって、予想外すぎたんだもん。


