南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )





「話は、これで終わりじゃありません。」


「…っ、」


「南先輩、『推薦入学の件は断った。』って。」


「え……っ」



ムッとした表情のまま、私へと視線を向けた紗菜ちゃんは"理由、分かりますか?"と静かに続けた。



「『佑麻と離れることになったら、きっと俺はアイツを不安にさせるから』って。南先輩…自分が森坂先輩のレベルに合わせて受験するつもりなんですよ?」


「……瀬那が、私のレベルに合わせて…?」



頭がついて行かない。


瀬那は、明の星学院大学の推薦入学の話を貰ってたのに、私と同じ大学に行くために…


その話を断った…って、こと?



「…あ、」



『俺が勉強見てやるから。すみれが丘大学なら…頑張ればお前でも入れるだろ。』


『俺は勉強なんかしなくても受かる自信しかないけど?』


『当たり前だろ。何の為に俺が……』