南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )



瀬那を学校で見かけるだけで、


瀬那と廊下ですれ違うだけで、


瀬那の声が聞けるだけで、


それだけで十分だって、思ってた、満たされてたあの頃の私はどこに行ってしまったんだろう?



瀬那と話したくて、


瀬那に笑って欲しくて、


瀬那に触れたくて、触れて欲しくて、


瀬那にはずっと、私だけ見てて欲しくて、


瀬那に好きって言って欲しくて…



いつの間にこんな欲張りになっちゃったんだろう。



…素直に、推薦入学なんてすごいね!って…良かったね!って、心から思ってあげられない彼女なんて最低だ。


瀬那の将来を、自分のことみたいに喜んであげられない私なんて、最低すぎる。