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はぁ〜〜〜〜〜。

…あ、どうも。森坂です!



え?なんでそんなに深いため息をついてるのかって?




…はい、はいはい!
よくぞ聞いてくれました。



私、気づいたんです。


すっかり瀬那との甘い(?)毎日に、胸いっぱいで忘れてたけど、私たち3年生は今「進路を決める時期」らしくて。(遅い)



それで、さっき担任に進路指導室に呼ばれてね?





『森坂、ハッキリ言うぞ。』


『は……はい?』


『……今のままじゃ、進学どころか就職先も見つかるか怪しいぞ。』


────────ドーーーーン




……てな出来事がありまして。



珍しく、普段ならお花畑な頭の中も『進路』の二文字で埋め尽くされている…と言うわけです。



あー、出来ることなら瀬那と一緒にキャンパスライフを過ごしたかった〜〜!!!


きっと瀬那なら、楽勝で有名所に一発合格…。いや、特待生として推薦入学…なんて事も有り得る。