一瞬のこと過ぎて頭が働かない。
そんな私を見て、
「……ついに、頭ショートした?」
尚も冷静な瀬那は、フッと優しく笑う。
「っ、せ…な…!?」
目の前にはやっぱり上半身裸の瀬那。
…いや、目の前と言うよりも私を上から見下ろしている、と言うのが正しいかもしれない。
私の下には、あれだけ意を決してダイブしようとしていたネイビーのベッド。
「俺以外の前でそんな油断してたら、まじで怒るからな。」
「……ゆ、だん…」
「それに、俺がいない間にベッド入んなくたって、今日は朝まで一緒だって言っただろ。」
「……あ、の…瀬那!/////」
ベッドの上に押し倒されている
そう認識するまでかかった時間、おそよ1分。
初めてのアングルにどうしていいか分からないし、頭は回らないし、瀬那はかっこいいし…!
ドクドクと、激しく鳴り響く私の心臓はこの状況にあとどれくらい耐えられるだろう。
いや、もう限界に近いんですけど!!!


