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あれから、お父さんと初対面した私に『お母さんの若い頃に似てるかもしれない。』って笑ってくれたお父さんは、瀬那と瓜二つだった。
優しくて温かくて、楽しくて嬉しくて…
こんなにもこんなにも幸せなのは、生まれて初めてじゃないの?!ってくらい幸せな時間だったな♡
そして、
「……………。」
瀬那の部屋。
瀬那の匂い。
瀬那の私物たち。
瀬那のベッド。
先にお風呂を頂いた私は、次いでお風呂へ行ってしまった瀬那を、瀬那の部屋で1人待ちぼうけ。
本当は乙葉ちゃんとおしゃべりでもしよう!って話になったんだけど、乙葉ちゃんに突然 電話がかかってきてね?
…あ、絶対 電話の相手 男の子だ!って、変な直感が働いて、お邪魔にならないように、部屋を抜けてきちゃった…ってわけ。
ふぅ。
まだ10分くらいしか経ってないのに、やけに長く感じるこの時間。
瀬那の布団にダイブしたい衝動に駆られるけれど、さすがに…布団って…変態度が高すぎて
いくら私でも……躊躇う。


