すごい素敵じゃんか。
いや。結婚なんて…まだまだ先の話だし、瀬那が私を貰ってくれるわけないんだけど…
もし、もし…瀬那が億が一…私なんかをお嫁に貰ってくれる日が来たなら…
「…俺は……絶対 やだから。」
─────ガーーーンッ
今、私の頭の中には除夜の鐘にも負けない音量と音色で何かが流れましたよ?
べ、別に結婚したい!なんてまだ一言も言ってないじゃん。そんな"絶対"なんて言葉まで付けてくれちゃってさ。
乙女心にいくら傷付けたら気が済むの…!
「わ、分かってるよ!将来の旦那様に…お願いするもん。」
「は?だから、俺は帰ったら即 飯がいいから。ただいまのチューとかしねえぞ。」
「……だ、だから……え?…何、どういう…」
"分かれよ"と言わんばかりの眼差しに、必死に脳内で瀬那の言葉をリピートする。
色んなところに「、」を付けて見たけれど…全然 意味が理解出来ない。


