南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )



"懐かしいな"って、言ってもらえるくらい私達…一緒に過ごしてきたんだな〜。


なんか、すごい…嬉しい!!



「あのさ、ラブラブ惚気話の最中に割り込んで申し訳ないんだけどさ!一ついい??」


「「………?」」


瀬那のお兄ちゃんの言葉に、2人の世界に入ってしまっていた私たちは顔を上げた。


目の前には、何だかとてもキラキラとした顔のお兄さん。



「あのさ…お兄さんって呼び方…新鮮でまじ照れる♡♡/////」



「え……、」



想像もしてなかった言葉に、なんて言っていいか分からない私は、口を開けたままフリーズしてしまう。



瀬那のお兄さんって、人とはほんの少し…ズレてるのかもしれない。


リアルな天然くんかな!
こりゃ天然記念物に指定した方がいいかもしれない。

瀬那とは似ても似つかない要素だ…。



「「………兄貴(朔にぃ)。」」



なんて呑気なこと考えてたら、瀬那と乙葉ちゃんがお兄さんを同時に呼んだ。


それはもう、息ピッタリで



「「………いい加減黙れ(って)。」」



さ、さすが兄妹……!!
乙葉ちゃんと瀬那には、同じ要素が兼ね備えられている…のか。


いや、どちらかと言えば瀬那にあるもの、お兄さんにあるもの…どちらもいいとこ取りしたのが乙葉ちゃんって感じだな。