南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )




「ひゅーひゅ〜!!よっ、瀬那!」


「やー、見てるこっちが恥ずかしくなるくらい、胸キュンなお誘いだったッス!!」



……!そうだ。
ここ、教室だった!!!



礼央くんと山田の声に今更ハッとした私は、慌てて茉央ちゃんたちを振り返る。


そこにはプッキー片手にニヤニヤと意味あり気に笑う2人がいて、私もつられて笑ってしまう。



「…だから嫌だったんだよ、ここで言うの。」



さっきまでの甘い雰囲気と意地悪フェイスはどこへやら。いつものクール男子に戻ってしまった瀬那が、深い深いため息をこぼしたあとに、



「っ…今になって恥ずかしくなってきた。」



なんて、珍しく照れ顔するもんだから



「せ、瀬那!!写メ!!写メ撮らせて!!待受にしなきゃ…ちょ、早くカメラ起動してよ〜!!」



お泊まりへのドキドキを一旦忘れて、目の前の瀬那に夢中になってしまう私を



「ば、っか!佑麻…おい、やめろ!」


「かっわい〜〜!!!」



どうか、温かい目で見守って下さい。