勉強はちょっぴり苦手だけど、学校に来るのが毎日 楽しみで仕方ない!!
ひゃっほ〜〜〜〜!!!
そうと決まれば、茉央ちゃんにプッキー分けて貰わねば。
………ん?
いや、待てよ?
「じゃ、じゃあ瀬那!さっき目があった時に、すぐ逸らしたのはなんで?…朝も何か言いたそうだったし、」
「………。後じゃダメ?」
「…い………今は言えないような話?!」
やっぱり何かを覚悟したような顔で瀬那が話すから、私もなぜか気負いしてしまう。
「いいじゃん、今 話してやれよ。どうせ大した話じゃないんだろ?」
「そうっすよ〜、瀬那くん。」
礼央くんと山田の言葉に"そうだそうだ"と言わんばかりに首を縦に振る私。
「…はぁ。」
それを見た瀬那は、大きなため息を1つ。
そして、私を真っ直ぐ見据えて
「…佑麻。」
私の名前を呼んだ。


