南くんの彼女 ( 七 転 八 起 ⁉︎ )



勉強はちょっぴり苦手だけど、学校に来るのが毎日 楽しみで仕方ない!!


ひゃっほ〜〜〜〜!!!
そうと決まれば、茉央ちゃんにプッキー分けて貰わねば。



………ん?

いや、待てよ?



「じゃ、じゃあ瀬那!さっき目があった時に、すぐ逸らしたのはなんで?…朝も何か言いたそうだったし、」



「………。後じゃダメ?」



「…い………今は言えないような話?!」



やっぱり何かを覚悟したような顔で瀬那が話すから、私もなぜか気負いしてしまう。



「いいじゃん、今 話してやれよ。どうせ大した話じゃないんだろ?」


「そうっすよ〜、瀬那くん。」



礼央くんと山田の言葉に"そうだそうだ"と言わんばかりに首を縦に振る私。



「…はぁ。」


それを見た瀬那は、大きなため息を1つ。


そして、私を真っ直ぐ見据えて



「…佑麻。」


私の名前を呼んだ。