私は、7色の恋をそんなふうに考えてる。 だから、こんな素敵な恋を予感させるプロポーズに、心が踊った。 そう、私がどうしてこんなに喜んでいるのか…。 それは、名前も顔も知らないあの人に、プロポーズされたからなのだけど…。 そう、それはちょうど9時間前。 うるさいアラームを止めて目覚めた、私の運命の日が始まった時間にまで遡る。