でも、私も行動しないわけでもない。
何度も向けだそうと試みた。
でも、私には手錠と足枷がついている。
この部屋にも小さな窓があるだけで
他には何も無い。
暗くて小さな檻のようなとこ。
でも、私はあきらめない。
私は外の世界が見たかった。
小さな窓から見える月がとても見たかった。


――――――でも、無理だった。

私は逃げ出そうしたことが男にバレてしまった。
もちろん男は怒った。
紙を引っ張られ、首を絞められる。
そして―――

「お前が俺を裏切ったんだ。
お前のこと...ぶっ壊してやるよ。」

それからは最悪。
「いや、ヤダヤダヤダヤダ。イヤああああ!!」

「うるせぇ!」
ビリッ
服を乱暴にきり破られ裸にされる。
手は手錠で身動きが取れない上に
頭の上で拘束される。
強引にキスし、だんだん激しくなる。
もう、何がなんだかわからなかった。
無理やり入ってくる男のモノ。
痛みと悔しさで涙が止まらない。

「ああああああ!!んっやぁ...」

私は意識を手放した。