きっと、付き合う前から、こうやって凌さんは私のことを見詰めてくれた居たんだと思う。
チラリと視線を凌さんに寄こせば、射抜くような眼差しで私を見てた。
その視線があまりに熱すぎて、すぐに目を逸らせてしまったけど、視線が絡まっただけで、私の鼓動は高鳴る。
さっき突き返された見積書を作り直し、再度提出する。
「よし、良いぞ。」
ただそれだけの言葉なのに、掛けられた言葉にキュンと来る。
相当イカれてるなと、思いつつ、ひと息吐こうと給湯室へ足を運ぶ。
カップを手に、凌さんにもコーヒーを淹れて行こうと、二人分のお湯を沸かす。
と、ふわりと香る凌さんの香り。
と、同時に身体に圧し掛かる心地好い重み。
「楓・・・悪い。」
「ううん、私が悪いんだから、桐島部長が謝ることではないです。」
クルリと態勢を変えれば、凌さんの腕の中にすっぽりと収まる。
「ここ、会社の給湯室です。誰が来るかわかりません。」
「あぁ、そうだな。けど、もう少しだけ・・・」
そう言って凌さんは抱き締めた腕に力を籠めた。
ここは会社だと言うのに、私も彼の腕の中に収まってしまう。
シュンシュンシュン・・・
湯の湧く音で凌さんの身体は、私から離れてしまった。
名残り惜しい・・・
「今日、一緒に帰ろう。終わるまで待てるか?」
「はい。」
その気遣いが私の心を温かくした。
チラリと視線を凌さんに寄こせば、射抜くような眼差しで私を見てた。
その視線があまりに熱すぎて、すぐに目を逸らせてしまったけど、視線が絡まっただけで、私の鼓動は高鳴る。
さっき突き返された見積書を作り直し、再度提出する。
「よし、良いぞ。」
ただそれだけの言葉なのに、掛けられた言葉にキュンと来る。
相当イカれてるなと、思いつつ、ひと息吐こうと給湯室へ足を運ぶ。
カップを手に、凌さんにもコーヒーを淹れて行こうと、二人分のお湯を沸かす。
と、ふわりと香る凌さんの香り。
と、同時に身体に圧し掛かる心地好い重み。
「楓・・・悪い。」
「ううん、私が悪いんだから、桐島部長が謝ることではないです。」
クルリと態勢を変えれば、凌さんの腕の中にすっぽりと収まる。
「ここ、会社の給湯室です。誰が来るかわかりません。」
「あぁ、そうだな。けど、もう少しだけ・・・」
そう言って凌さんは抱き締めた腕に力を籠めた。
ここは会社だと言うのに、私も彼の腕の中に収まってしまう。
シュンシュンシュン・・・
湯の湧く音で凌さんの身体は、私から離れてしまった。
名残り惜しい・・・
「今日、一緒に帰ろう。終わるまで待てるか?」
「はい。」
その気遣いが私の心を温かくした。

