優「はぁーー。」


盛大なため息を吐くとヤブ医者が

笑顔で話しかけてきた。


先「相変わらず、莉子はまともっ。」


ハイハイ。アリガトウゴザイマス。

6歳まで一般庶民の私と

先祖代々貴族、華族、ヤクザ、医者とか

の感じとか気持ちなんて分かる訳ないわ!!


純「じゃ!優莉子帰ろううう!」


優「ごめん純恋ちゃん(母)。悠太郎起きるまで私病室いるよっ!」


正「了解〜」


純「そう?ありがとうね優莉子♡」


すっごい柔らかい純恋ちゃんの笑顔は

私の癒しだ。天然でほんわかで。

でも怒ると誰よりも怖い純恋ちゃんは悠太郎の母であり私の母だ。


仲良し夫婦は眠る息子を置いて病室から出て行った