「ご、ごめん、待ったでしょ」 せっかくのデートなのに寝坊するなんて、バカだよね… 楽しみすぎて寝坊しただなんて子供過ぎて恥ずかしくて口が裂けても言えないし 自分のことなんだけど、ホント呆れる… 「いや、全然いいし それより来てくれてありがとな 服も似合ってる」 キュン こんな嬉しい言葉瞬君から聞けるなんて慣れてないし、絶対顔真っ赤だよ〜 恥ずかし過ぎて死にそうだけど、今日の為に頑張って良かった 「ありがとう」 私は瞬君からの視線に耐え切れずそう言うのが精一杯だった