次の日、学校で仲間についての話は持ち上がらなかった。

…………おかしいな。

てっきり昼休みくらいに紹介してくれると思ったんだけど。

忘れてる?

……わけないか。

今日アパートに連れてきてくれるのかなぁ。

そんな考えを悟られないように、帰り道をレイと歩いた。