橘 由紀子 11歳

あの最悪な初恋から自分の愚かさを学び、地味女子に徹することを決めた

メガネをかけ、休み時間はただひたすら本を静かに読む

みんなから仲間はずれにされる典型的なキャラである

しかし、私にとってこれが一番安心感があり、幸せだった

この頃の暗い私のまま一生過ごし、孤独死していればどれだけ幸せだっただろうと今は心から思う

そう思うと、一番幸せだった頃の私はこの頃だったのかもしれない