「...いたっ」

「どーした?」

「ハサミで手きれちゃった...でも、すぐほっとけばなおるよ」

作業にもどろうとすると川井春希に手ひっぱられた。

私は、不思議に思いつつ川井春希をみつめる。

「ばか!すぐ手当しないとだめだろ!いくぞ!」

「ええ?!...ちょ!!」